タンクマントタイプとパッケージタイプの特徴
パッケージコンプレッサ
往復式コンプレッサは運転することにより振動と騒音が発生、設置場所によっては問題が生じることがあります。本体の構造上、振動と騒音の低下には限度があり、特に市街地などでの使用は、発生した振動・音を外部へ出さない構造にする必要があります。
出力としては、0.75~11kWで、形式としてはCLP(オイル式)&CFP・CFD(オイルフリー式)タイプがあります。
パッケージコンプレッサの特長
1 スクリューコンプレッサと同等の低騒音レシプロコンプレッサ
2 毎日の点検の煩わしさを解消
・オイルアラームを標準装備し、オイル量の点検作業を軽減しました。
3 耐久性と安全性の機能を一段とグレードアップ
・全機種、全閉外扇モータを搭載。ゴミ・チリによるベアリング破損や、吸湿による絶縁低下などの トラブルを未然に防ぎます。
オイル補給忘れによる焼き付きの大事故もオイルアラームで防止することが可能です。
4 シンプルな構造で効率の良い冷却システムを採用し、オイル消費量を抑制
・コンプレッサ本体の冷却プーリを最大限に活用したパッケージ構造で、内部温度の上昇を押さえ、オイル消費量の抑制とカーボン堆積を低減しました。
5 コンパクト・軽量・省スペース設計で据え付けも容易です。
タンクマウントコンプレッサ
タンクマウントタイプの特長
設置場所を選ばず、騒音や振動を気にしない環境で使用する場合や低コストで最大圧力1.0~1.4MPaのエアーを手軽に使用したい場合に向いているタイプです。
音と振動が比較的大きいですが、最も安価なコンプレッサで広く普及しています。
当社は、TLP(給油式)&TFP(オイルフリータイプ)の双方をラインナップしています。
セーフティ設計
・タンクマウントタイプはベルトガードを樹脂製から金属製に変更し安全性を強化しました。
・高温になる高圧シリンダ部分には安全樹脂カバーを取り付け、安全性に配慮しています。
・全機種に全閉外扇モータを搭載。
ゴミ・チリによるベアリング破損や、吸湿による絶縁低下などの トラブルを未然に防ぎます。
高いメンテナンス性
・圧力開閉器式制御のため構造がシンプルでメンテナンス性が比較的容易です。
・日常のメンテナンスがしやすいように吸込み口を前面に移動。
・オイル式の場合は、オイル乳化を防ぐ中間水分離機をオプションでご用意しております。
・オイル式の1.4MPa仕様は、コンプレッサ本体の潤滑油量を検知し、自動停止させるオイルアラームが標準装備されています。
その他仕様は、オプションで対応しております。